2005年11月22日

迷曲へのいざない 4

 天然堂に 僕が初めて書き下ろした曲

  チャンポン

 ルルル ルルル ルルルルル  ルルル ルルル・・・・

 会社じゃしがない係長 同期はみんな上司になって 同僚みんな若造だらけ


 終わりのチャイムで エネルギーオン! グラサンかけて チャージオン!
 夜の 夜の 夜の街へ  出れば 出れば 出ればチャンポン
 ドギュ~ン! ドバ~ン!


 若造よりもコピーが上手い 奴らは雑で私は丁寧 何が悲しくてこんな事してる

 ネオンの街出りゃ スイッチオン! とびらを開けりゃ ボトルイン!
 夜の 夜の 夜の街へ  出れば 出れば 出ればチャンポン
 ドッドッドッドッドッド! ドバ~ン!


 化粧の匂いで鼻が曲がる 目の前お尻が通り過ぎる 見つめただけで訴えられた

 マイクを握って シングオン! ふりふり腰振り フラッシュオン! 
 夜の 夜の 夜の街へ  出れば 出れば 出ればチャンポン
 ドルルルルルルルルル! ドバ~ン! ・・・・・・

 ルルル ルルル ・・・・・

 (セリフ)
 そうして彼は 薄暗い 会社の窓際へと帰って行ったのでした・・・



 去年の都雅都雅でのライブで一度だけお披露目した曲です。
 
 作り出した時、まじめな物語を予定していましたが、いつのまにか おチャラケ路線の曲になってしまいました。

 僕は、勤め先で数年ごとに受けられる昇進試験に順調に受かっていったため、4つ目の試験では、面接で「まだ若すぎる」と落とされてしまいました。
 
 それを機に 疑問が芽生え、昇進していく意欲がなくなり、一生足踏みしてよう と思いました。

 結果的には その後 大事件が2件続き、職種を変えて ヒラに戻り、人生をリセットしたんですが、 この曲は ちょうどその頃に作ったもので、『近いうちに、かつての部下がみんな自分の上司になっていくな・・・』 と思って書き出したものです。

 でも、僕は コピーは上手くないし、女性を見つめて訴えられたこともありません(笑)。

 深~い物語を作りたい気持ちと、めちゃくちゃ単純なおバカな曲を作りたい気持ちが交錯していた中で できた曲なんですよね・・・ウインク

 

at 00:01│Comments(0)TrackBack(0) 迷曲のこと 

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