2006年05月07日

最期のダンス  夫婦の想い

 5月6日(土)の21時58分から23時までの NHK「@ヒューマン」という番組に、僕が先日 諏訪の病院に走った・・・その後 亡くなったおばさんの、最期のダンスが放映されました。 約10分にわたる特集でした。 

 おじさんは、番組の中でもナレーションされていましたが、現在 進行性のガンをわずらっています。 ぼくが、先週、もう一度信州へ走るつもりだったのは、おじさんのお見舞いだったんです。
 おじさんは、このダンスの2日前に目眩で倒れていました。 当日、ターンをしたら また倒れるだろうから・・・難しいと思われていました。

 おばさんは、もう、立つことが無理でした。 何日も前から立つことはできない状態だったんです。
抜いても抜いても腹水がたまり、踊るどころか、立つのは無理と言われていたんです。

 でも、おばさんは、モルヒネを打ち、立ち上がったんですよね。
ダンスの次の日、「いやぁ ほんとに良かった~」と喜んだおばさんは、もう その夜からほとんど意識不明が続いたんです。 ほんとに 最期の最期の気力を使い果たしたんですよね・・・。

 看護婦さんたちは、風船をたくさん飾り、ケーキを焼いてくださいました。 シャボン玉を飛ばしてくださいました。
 忙しい中、二人のダンスを見守ってくださいました。

 おじさんのエンビ服のカラー(襟)は、カラーだけ単独のものです。 お姉ちゃんが、型紙かなんかと間違えて ほかしてしまっていました。
 看護士さんたちが、看護婦さんのストッキングの袋の中の厚紙を切り抜いて、カラーを作ろうとしてくださいました。  ゴミ箱の中から、カラーは発見されました(笑)

 このダンス、主治医の先生が「病院の中で踊りなさいよ」と言ってくださった時、おじさんは、「ぶうちんにギターを弾いてもらって、娘に歌わせて、それをバックに踊りたい」と言ってくださいました。
 うち合わせを始めましたが、それよりNHKが素早く動いて(笑) 僕たちのバックは実現はしませんでした。2006.4.11..jpg

 家族は・・・やっと 受け入れられつつあった、おばさんの死を  こんな番組を見せられたら、また 高ぶって泣いてしまうだろうなぁ・・・と思います・・・。


 でも・・・、おじさんもおばさんも ほんとにスゴイなぁ と 改めて 知り合えたことを嬉しく思います・・・。
 とても幸せな大往生といえますよね・・・。


 

at 00:08│Comments(0)TrackBack(0) 信州 菅平で居候してた 

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