2005年11月07日
内山正一 の世界
うちやま・しょういち という名前をご存知の方 いらっしゃるでしょうか?
かやぶき屋根のミニチュア作家・・・人形作家・・・絵も描く・・・人です。
龍大で特別展がある ってチラシを わざわざドアのポストに放り込みに来てくれたので(笑) 今日は 彼の話をします。
内山さんとは、その名も「アル中サークル」という のんべぇ集団で知り合いました。
朝まで飲んでても、そのまま山歩きとかに出かける関東弁のおもしろい人、って認識でしたが、実は知る人ぞ知る ミニチュア作家としては、かなりの有名人なんです。
新聞にもよくインタビューが載ってますし、フランスあたりでも個展を開いて・・・あっ、フランスのどっかの名誉市民やったかな・・・最近では、この近所では山科大丸なんかで かなり大がかりな展示会をされました。
昨年夏は広島での大きなイベントに参加されたので、家族旅行を兼ねて 見に行ってきました。
でも、どう見ても「先生」には見えない・・・楽しい人です。
内山さんの仕事部屋は、おうちの地下です。 自分で掘ったんだそうです。
もともと、台所の床下収納部分を 少し堀りひろげて 作品を置いたりしてたみたいですが、少しずつ広げて、そこでゴソゴソとするようになってきてたら、ある日、収納扉の上に(多分奥さんに)何かを置かれて出られなくなって(笑)、『こりゃあ どっか別に出口をつくんなきゃだめだな』と掘り進み、玄関横に、まるで茶室の入り口みたいな出入り口をつくっちゃったんです。
「えっ? そしたら 強度とかは どうなってんの?」 と聞くと、「そんなこと!・・・大丈夫だよ きっと・・・」 とのことでした(笑)
その仕事部屋で 何度か飲みました。 囲炉裏仕立てにしてあって、籐の座布団、作りかけのミニチュア・・・古い物がいっぱい・・・
「あっ、そのミニチュア 邪魔だろ? 押しのけて座ってくれや」と言われ、足で ぐ~っと押しのけた 庭付きの茅葺き屋根模型・・・ 山科大丸の展示会で、60万円で売られていました・・・ きゃ~~! こそっと持って帰っときゃ良かった(笑)
若い頃 バイクで日本中を回り、北海道で奥さんと出会い、京都に住まれた方です。
かやぶき屋根の家は、はじめ、正確に縮尺をとって作ってたらしいんですが、どうも面白くない・・・っていうんで、ところどころディフォルメして作るようになって、それによって 内山ワールド が開花していったそうです。
今では、家・神社・祭り・山や田んぼ・人間 などを組み合わせて、巨大な村を作り上げるまでになっておられます。
祭りの神社・・・視線を低くし、人形たちの視線に合わすと、本当に懐かしい むか~し昔の風景の中に自分がいるかのような気になりました。
今回の龍大の展覧会は、チラシから見ると、宮沢賢治の世界をミニチュアにしたものなんかがでてきそうです。 セロ弾きのゴーシュ?でしたっけ? 以前、そんな題名の小説の場面をを人形で表現した本を出してはって、「おっ、これいい!」というと、「じゃあ持って帰んなよ」と3冊ももらいました(笑)
11月14日から12月21日までと 1月12日から2月10日まで
月曜から金曜の10時から4時まで 伏見深草の龍谷大学にて
ぜひ おはこびくださいませ♪
かやぶき屋根のミニチュア作家・・・人形作家・・・絵も描く・・・人です。
龍大で特別展がある ってチラシを わざわざドアのポストに放り込みに来てくれたので(笑) 今日は 彼の話をします。

内山さんとは、その名も「アル中サークル」という のんべぇ集団で知り合いました。
朝まで飲んでても、そのまま山歩きとかに出かける関東弁のおもしろい人、って認識でしたが、実は知る人ぞ知る ミニチュア作家としては、かなりの有名人なんです。
新聞にもよくインタビューが載ってますし、フランスあたりでも個展を開いて・・・あっ、フランスのどっかの名誉市民やったかな・・・最近では、この近所では山科大丸なんかで かなり大がかりな展示会をされました。
昨年夏は広島での大きなイベントに参加されたので、家族旅行を兼ねて 見に行ってきました。
でも、どう見ても「先生」には見えない・・・楽しい人です。
内山さんの仕事部屋は、おうちの地下です。 自分で掘ったんだそうです。
もともと、台所の床下収納部分を 少し堀りひろげて 作品を置いたりしてたみたいですが、少しずつ広げて、そこでゴソゴソとするようになってきてたら、ある日、収納扉の上に(多分奥さんに)何かを置かれて出られなくなって(笑)、『こりゃあ どっか別に出口をつくんなきゃだめだな』と掘り進み、玄関横に、まるで茶室の入り口みたいな出入り口をつくっちゃったんです。
「えっ? そしたら 強度とかは どうなってんの?」 と聞くと、「そんなこと!・・・大丈夫だよ きっと・・・」 とのことでした(笑)
その仕事部屋で 何度か飲みました。 囲炉裏仕立てにしてあって、籐の座布団、作りかけのミニチュア・・・古い物がいっぱい・・・
「あっ、そのミニチュア 邪魔だろ? 押しのけて座ってくれや」と言われ、足で ぐ~っと押しのけた 庭付きの茅葺き屋根模型・・・ 山科大丸の展示会で、60万円で売られていました・・・ きゃ~~! こそっと持って帰っときゃ良かった(笑)
若い頃 バイクで日本中を回り、北海道で奥さんと出会い、京都に住まれた方です。
かやぶき屋根の家は、はじめ、正確に縮尺をとって作ってたらしいんですが、どうも面白くない・・・っていうんで、ところどころディフォルメして作るようになって、それによって 内山ワールド が開花していったそうです。
今では、家・神社・祭り・山や田んぼ・人間 などを組み合わせて、巨大な村を作り上げるまでになっておられます。
祭りの神社・・・視線を低くし、人形たちの視線に合わすと、本当に懐かしい むか~し昔の風景の中に自分がいるかのような気になりました。
今回の龍大の展覧会は、チラシから見ると、宮沢賢治の世界をミニチュアにしたものなんかがでてきそうです。 セロ弾きのゴーシュ?でしたっけ? 以前、そんな題名の小説の場面をを人形で表現した本を出してはって、「おっ、これいい!」というと、「じゃあ持って帰んなよ」と3冊ももらいました(笑)
11月14日から12月21日までと 1月12日から2月10日まで
月曜から金曜の10時から4時まで 伏見深草の龍谷大学にて
ぜひ おはこびくださいませ♪