○○考察
2005年10月19日
ライブハウス
若い頃、ライブハウスは、京都では、拾得・磔磔・サーカス&サーカスの3軒くらいやったような気がします。 ホールや西部講堂なんかでの、たくさんバンドの出る、いわゆる単発のジョイントコンサートというものが多数存在しました。
ライブハウスは、うまいバンドしか出られませんでした。 拾得に出るのが、ほんとに夢でした。
たまたま活動が大阪になったため、なんのツテでか、コットン100%(梅田・阪急東通り商店街にあったけど、もう随分前につぶれましたね・・・)に出られるようになって、コットンのPRビデオなんかにも当時のバンド(kutaboonoの前身)で出ていました。
当時は、今のノルマチケットみたいなものは存在しませんでした。 でも、もちろん、友だちは呼びましたが、お店自体にお客さんがついていたと思います。 『この店に出るやつやから、こういうジャンルで、それなりに上手いんやろ。どんなバンドか楽しみやなぁ』って感じだったと思います。
お客さんは、店に入る時、300円とか500円とかのチャージを払い、それがギャラになりました。
仕事を終わって、店へ行き、もうお客さんの入っている店内で軽くリハをして、お客さんに 「もっとせぇや」とか言われて、 「いや、今のはリハやし、もうちょっとしたら始めるし~」 とか言ってました。
10数年のブランクを経て、最近またライブハウスにでるようになって、その様変わりに驚きます・・・。
まず、数がムチャクチャ増えましたね。 そして、誰でも出れる(まあ、そのおかげで今また出れてるようなもんやけど(笑))
店についてる客 というのが、ほとんどなさそう。 知り合いのバンドだけ見て、帰ってしまったり・・・。 (もちろん、店によって違うでしょうけど)
店側とすれば、何人来るかわからない営業では、存続が危ういですよね・・・やっぱり、バンドごとに何人か連れてきてもらうのが一番確実ですよね。
でも、そのことによって、本当に音楽が好きだった人は・・・なんだか逃げて行ったんじゃないかなぁ・・・というような寂しさもありますが、昔か今かどういうやり方が正しいか、ってものではないだろうし・・・ライブハウスは今後もやっぱり こういう路線なんでしょうねぇ・・・。
僕たち天然堂は、自分たちのライブを「発表会」と呼んでいますが、 ・・・まあ、うちの娘が「お父さんの発表会」「お父さんの発表会」って言うから、笑いをとれるし言ってるって部分もありますが・・・、 知らない人に聞かせる「ライブ」 ではなくて、知ってる人に聞いてもらってる「発表会」だよなぁ・・・と、思います。
ライブハウスは、うまいバンドしか出られませんでした。 拾得に出るのが、ほんとに夢でした。
たまたま活動が大阪になったため、なんのツテでか、コットン100%(梅田・阪急東通り商店街にあったけど、もう随分前につぶれましたね・・・)に出られるようになって、コットンのPRビデオなんかにも当時のバンド(kutaboonoの前身)で出ていました。
当時は、今のノルマチケットみたいなものは存在しませんでした。 でも、もちろん、友だちは呼びましたが、お店自体にお客さんがついていたと思います。 『この店に出るやつやから、こういうジャンルで、それなりに上手いんやろ。どんなバンドか楽しみやなぁ』って感じだったと思います。
お客さんは、店に入る時、300円とか500円とかのチャージを払い、それがギャラになりました。
仕事を終わって、店へ行き、もうお客さんの入っている店内で軽くリハをして、お客さんに 「もっとせぇや」とか言われて、 「いや、今のはリハやし、もうちょっとしたら始めるし~」 とか言ってました。
10数年のブランクを経て、最近またライブハウスにでるようになって、その様変わりに驚きます・・・。
まず、数がムチャクチャ増えましたね。 そして、誰でも出れる(まあ、そのおかげで今また出れてるようなもんやけど(笑))
店についてる客 というのが、ほとんどなさそう。 知り合いのバンドだけ見て、帰ってしまったり・・・。 (もちろん、店によって違うでしょうけど)
店側とすれば、何人来るかわからない営業では、存続が危ういですよね・・・やっぱり、バンドごとに何人か連れてきてもらうのが一番確実ですよね。
でも、そのことによって、本当に音楽が好きだった人は・・・なんだか逃げて行ったんじゃないかなぁ・・・というような寂しさもありますが、昔か今かどういうやり方が正しいか、ってものではないだろうし・・・ライブハウスは今後もやっぱり こういう路線なんでしょうねぇ・・・。
僕たち天然堂は、自分たちのライブを「発表会」と呼んでいますが、 ・・・まあ、うちの娘が「お父さんの発表会」「お父さんの発表会」って言うから、笑いをとれるし言ってるって部分もありますが・・・、 知らない人に聞かせる「ライブ」 ではなくて、知ってる人に聞いてもらってる「発表会」だよなぁ・・・と、思います。
2005年10月10日
ギターカリスマ考
昨夜から熱があります・・・。 平熱が低いから、37度5分あたりが めちゃめちゃしんどい・・・38度を超すと 突き抜けた感じで、熱に酔えるんやけどなぁ・・・(笑)
朝起きると、NHKで、ストラディヴァリウスの番組をやってました。 ストラディヴァリは、バイオリン作りの秘密を誰にも伝えなかったから、伝説になってしまったんですね・・・。 今の科学をもってしても、その音が解明できない・・・。
でも、日本の刀も、こんなに科学が発達しても、鎌倉末期?の正宗を超えられないらしいですよね。
科学的な研究なんてしてない時代に、その道の天才が作り出したものは、結局超えられない・・・って、いろんな世界にあると思いませんか?
エレクトリックギターの世界でも・・・その初期の時代に ギブソン社のレスポール、フェンダー社のストラトキャスターは生まれ、そして、いまだに、多分それを超えるものがでていません。
ボディは単板が当たり前のはずなのに、なぜか表面をメイプル、裏面にマホガニーと合わせ板にしたレスポール。 科学的に考えたとは・・・、考えがたいんですよねぇ・・・。
なにをヒントにしたんだろう・・・と思うほど画期的なストラトのアーム機構・・・三つのマイクを持つんだけど、シンプルなスイッチは、中間色を出せることが後々になってわかり、クラプトンとかが、使って有名になり、今ではマイク三つに対して五つのスイッチ接点のあるものも出ています。
ロック初期におけるビートルズ、ストーンズ。 超えたバンドは、あるようでないですよね・・・。
戦後の日本。 美空ひばりに石原裕次郎。 ああいうスターは、いないですよね。
ロック も ギターも 日本映画界・歌謡界 も その草創期に、神か仏か なにかの力が天才を送り出し、そのおかげで爆発的に広がる。 でも、広がり 細分化されていくと、大スター、大ヒットは 生まれにくくなりますよね。
そう・・・技術的には、レスポールを越すこともできてるだろうし、ビートルズよりすごい曲を作ってるミュージシャンもいると思うんですよ。
でも、その道の初期に現れた天才・カリスマは、結局 その道では超せないんだろうなぁ、と思うんです。
だから、どうやねん? すいません・・・。 ただ、そう考えただけです。(笑)
朝起きると、NHKで、ストラディヴァリウスの番組をやってました。 ストラディヴァリは、バイオリン作りの秘密を誰にも伝えなかったから、伝説になってしまったんですね・・・。 今の科学をもってしても、その音が解明できない・・・。
でも、日本の刀も、こんなに科学が発達しても、鎌倉末期?の正宗を超えられないらしいですよね。
科学的な研究なんてしてない時代に、その道の天才が作り出したものは、結局超えられない・・・って、いろんな世界にあると思いませんか?
エレクトリックギターの世界でも・・・その初期の時代に ギブソン社のレスポール、フェンダー社のストラトキャスターは生まれ、そして、いまだに、多分それを超えるものがでていません。
ボディは単板が当たり前のはずなのに、なぜか表面をメイプル、裏面にマホガニーと合わせ板にしたレスポール。 科学的に考えたとは・・・、考えがたいんですよねぇ・・・。
なにをヒントにしたんだろう・・・と思うほど画期的なストラトのアーム機構・・・三つのマイクを持つんだけど、シンプルなスイッチは、中間色を出せることが後々になってわかり、クラプトンとかが、使って有名になり、今ではマイク三つに対して五つのスイッチ接点のあるものも出ています。
ロック初期におけるビートルズ、ストーンズ。 超えたバンドは、あるようでないですよね・・・。
戦後の日本。 美空ひばりに石原裕次郎。 ああいうスターは、いないですよね。
ロック も ギターも 日本映画界・歌謡界 も その草創期に、神か仏か なにかの力が天才を送り出し、そのおかげで爆発的に広がる。 でも、広がり 細分化されていくと、大スター、大ヒットは 生まれにくくなりますよね。
そう・・・技術的には、レスポールを越すこともできてるだろうし、ビートルズよりすごい曲を作ってるミュージシャンもいると思うんですよ。
でも、その道の初期に現れた天才・カリスマは、結局 その道では超せないんだろうなぁ、と思うんです。
だから、どうやねん? すいません・・・。 ただ、そう考えただけです。(笑)